男女の好みにおける違いについて

悩み解決

世間話として、空白の時間が与えられたときに、過ぎてしまうのが早く感じてしまう。皆さんも一度は経験したことがあると思う。休日の日に何もないからこそ気軽にスマホを開いた結果、スマホを見続けて一日が終わってしまうことがあると思う。もちろん、満足しているのならそれでいいが、仕事があるのにスマホに夢中になったり、試験があるのに動画を見ることが止められなかったり。優先じゅうんいの中でスマホは気軽な逃避手段になりやすいため無意識に優先されていることが多いなと思う。たぶん、みんなは時間がないのではなく、時間の優先順位がうまくつけられていないのだと思う。勉強する時間がないのではなく、勉強に使う時間がない。自分も気を抜くと何もない日に6時間ぐらいスマホをみてしまって、読書や課題に手を付けられない日もあり、注意したいことではある。

手がつかなくなることで言えば欲求が強すぎるときにも何も手がつかなくなると思う。おなかがとてもすいているときは物事に集中できなかったり、眠い時は仕事や勉強を放棄したくなることもあると思う。その中でも今回取り上げたいのは色欲についてである。もちろん、相手のことが好きだから気になって何も手がつかないということは性別にかかわらずよくある話かもしれないがそれだけではなくて性欲、いわゆる異性などとつながりたいと思うことのほうが身近かもしれない。男女とはず性欲はあることが多いが(アセクシャルは除く)、欲求の偏りについては差異が大きいと思う。男性が求める理想の女性と、女性が求める理想の男性はかなり違ったものであることが多い。では、なぜ、男性と女性は性欲にも差があるのか?

それに関しては生物学的な視点で見る必要がある。そもそも、生殖の仕組みとして男性はエネルギー消費は少ないが栄養の少ない精子を、女性はエネルギーの消費は多いが栄養も多い卵子によってお互いに生殖する。まさにこれこそが男女に性的嗜好などによって差が生まれるところである。

男性はエネルギー消費の少ない精子であるため生殖のコストが低く、女性と違い妊娠のリスクもないので本能的には多くの異性と性交して子孫を多く残そうとする。そのため、女性が子どもを産むのに向いている年齢(若くて健康的)であれば男性は何歳であっても生殖することが理論上は可能なので男性は何歳であっても好みが20代であることが多い。

対して女性はエネルギー消費の多い卵子のため生殖のリスクが大きく、生涯で産める人数に限りがあり、妊娠のリスクもあるから、量よりも質を取ることが多い。とにかく若い男性を求めるのではなくて、妊娠している間も養ってくれるような人を探す。そのため、好きになる年齢としては同じ年であることが多く、少し年上(+5ぐらい)、もしくは年齢が高くなるにつれて年下も好きになる傾向がある。

だが、女性においては少し話が変わる。女性が妥協した相手と生殖した場合は常に女性は他の自己の遺伝子の拡大に向いている優れた男を探そうとするため、遊び人タイプを好きになることもある。たしかに、精神的に自分のことを満たしてくれるホストなどのような存在として好きになることもあると思う。しかし、生物学的にみると遊び人の遺伝子のほうが、その子どもが生まれたときに遊び人の遺伝子を持っている可能性が高く、子どもが多くの人に自分の遺伝も含まれている状態でばらまいてくれるかもしれないから。女性は養ってもらうために近いん年齢の人を好きになる傾向があるが、うまくいくなら遊び人の遺伝子も求めるようにはなっている。

男性にが求めるのはひたすら容姿が良くて若くて健康的な女性と性交すること。女性が求めるのは養ってもらう人を確保しながら、容姿がよくて多くの人と性交しているような質の高い男性との子どもを作ることである。

また、男性にとっての最大のリスクは自分ではない子どもを育てさせられることである。男性は女性が産んだ子供を100%自分の子供であることに確証はもてない。生物は種の繁栄のために動いているのではなくて自己の遺伝子の最大化であって自分の遺伝子が含まれていない子どもに投資することは生物学的にみると男性にとっての大きな損失につながると考える。女性においては妊娠や子どもがいる状態で捨てられてしまうことが大きなリスクになる。いくら、100%自分の子供だとしても妊娠の時や子どもをつれながら暮らすことは自分一人では難しいため、支援に頼らざるを得ないから。

そのため、浮気した時の怒り方にも性差がある。男性は女性に対してなんで自分以外のオスと関係を持ったのかと肉体的面に関して怒り、女性はどうして私以外のメスに対して好意を持っているのと精神的に怒る傾向がある。もちろん、言い訳も男性は欲求不満だったと身体的なことを理由にして、女性は寂しかったやかまってくれなかったと気持ちにおいての理由が多いと思う。男性は自分以外オスと性交することが托卵の可能性を上げるのでに肉体的なこと、女性は他のメスと交尾されると他のメスに行ってしまって捨てられるかもしれないという不安や恐怖から精神的に怒るのかなと私は考える。

男性と女性においての好みやタイプ、浮気に対する対応などもすべてが男性は生殖にリスクが少なくたくさん生殖できることや女性はリスクが大きく生殖できる回数が一生で限られているという生物学的な違いが大きいのだと思う。それだけでこんなに差が生まれるのだから、女性と男性は分かり合えないのはわからなくはないと思う。みなさんも女性や男性、またはLGBTQ+など多様な性の人と関わると思うが、生物学的な違いも多いので自分が理解できない好みや性格などを批判せず、否定せずに受け入れることもコミュニケーションにおいて必要だと思う。男女はお互い”科学的に”理解できないのだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました