多くの人はよく、「時間がない」と口にすることが多いと思う。たしかに、自分も心当たりがあるし気持ちはわかる。ゴールデンウィークみたいに連休があったとしてもスマホを見て時間をつぶしたり、ゲームをしてしまうと他にすることがなくなってしまうぐらいに時間が解けていくように感じる。だから、一日がもう少し長ければなと思うことがある。しかし、時間は全人類平等に与えられているものであるのその使い方次第で結果に大きな差が生まれる。たしかに、努力できる遺伝子や環境の問題はあるが個人の成功の要因の一つとして時間の使い方の影響は大きいと思う。では、なぜ人々は時間がないと思うのだろうか?
一つの解釈として、「時間の優先順位」が決められていないのだと思う。「好きなことはあるけど時間がない」という言葉はよく耳にすると思う。これはまさしく物事に対する優先順位が決まらず、何もかも手につかない状態だと思う。そうなってしまうのは、日々の雑用や締め切りに追われたりしている忙しい状態であることが多いと思う。子供でも大人でも、宿題や仕事に追われるのは変わらないから。
しかし、人はどうしても原因論でものを考えてしまうため、「時間がない」表面的にとらえてしまう。その結果、自分が忙しいのはこの世の物理的なルールのせいになり自分では変えることができない絶対的なものになる。そうなると、解決することはできなくなる。そのため、マインドチェンジが必要だと思う。
時間に対する向き合い方はお金と似ていると思う。お金を貯金できる人は総じて天引き貯金をしている人が多い。収入が入ったらとりあえず一割は貯金してなかったことにして、残りの9割で生活するようにする。しかし、貯金できない人は余ったお金を貯金しようとするため、結果として一円もあまらない。同じことが時間にも当てはまると思う。時間を有効的に使える人は、あらかじめ、ある程度の時間の使い方を決めていて、それ以外の時間に日々の雑用や課題や仕事を終わらしているのだと思う。それに対して時間のない人は余った時間で好きなことをしようとするため結果として時間が余らずに好きなことができなくなる。
このようにみると、時間の使い方のカギの一つは「優先順位をつけること」だと思う。時間は限られた有限の資源であるため、効果的に使うためには無尽蔵に消費するのではなくて使い道を考える必要があると思う。これは当たり前のことだし、わかりやすいことだが実際に行動に移すのは難しと思う。口で言うだけならだれでもできる。しかし、本当に実行できた人が結果を出せる可能性が高いのだと思う。自分も時間を浪費してしまうことがあるので、せめて好きなことをする時間は確保したいと思う。有効的な時間を過ごせるように時間に優先順をつけることはいい案だと思う。しかし、人によって優先順位の基準は違うので一度ゆっくり考えてみてから、振り分けていくのが良いと思う。良い、人生の過ごし方を・・・
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