ブルーガールとピンクボーイ
今の時代は性の多様性が認められて数多くの性が存在する。そんな中で今回はLGBTQ+の懸念点について書いていく。学校において雰囲気が男子に似ているような女子が一定数存在する。宝塚のような女性は男性の役もすべて含めて女性が演じる。その中にいる男性のような女性のことを「ブルーガール」という。彼女らは学校においても人気なことが多い。女子からはかっこいいいと思われたり、男子も自分と対等に会話できる相手として重宝されることもある。一方、女子のような男児のことをピンクボーイというがこちらはブルーガールとは対照的に困難な人生を歩むことも多い。男子からはいじめの標的にされて女子からは恋愛対象として見向きもされない。しかも、一般的にゲイは男らしい男性を好むため同性愛者からも距離を取られてしまう。
トランス女性における異なるタイプ
ピンクボーイの一部は同性愛者でありホルモン治療や豊胸手術などの性転換の治療を受けることで見向きもされなかった異性愛者の男から性愛の対象として見られるようになる。この過程は、ピンクボーイとブルーガールでは社会的状況は異なるがジェンダー移行する過程はわかりやすい。問題は、ピンクボーイとは全く異なるタイプがいることだ。
トランス女性の中には、ジェンダー移行する前は普通の男性にしか周囲からは見られていなかったのに、ジェンダー移行するトランス女性は一定数存在する。しかし、身体的には女性であるトランス男性においては結婚してからジェンダー移行する例はほとんど見られない。このような非対称性から、このようなトランス女性のタイプは「オートガネフィリア」と呼ばれるようになった。
前提として、サドやマゾや動物性愛など多くの性倒錯の主人公は男性である。この要因の一つが男女におけるテストステロンの違いである。性的欲望は男性ホルモンである「テストステロン」の影響を大きく受けて、男性の精巣から生産される量は女性よりも常に60~100の量が脳にさらされている。それが性の多様性にもつながる。
オートガネフリィアの語源としては男性のセクシャリティの中に「自分が女性になることに性的興奮を感じる」というタイプがあると考えて「自分に向けた」というautoと「女性の愛」というgynephliaを合体させたものだ。バーチャル美少女セルフ受肉(バ美肉)と言われる人たちのなかにもこのような人はいると思う。
ピンクボーイから性転換したトランス女性はトランスキッド呼ばれて、これとオートガネフィリアの違いは生物学的な性の違和感が前者は同性愛の男性として始まるのに対して後者は「女性としての自分の愛」を経験している。
一見何も問題がなくて性の多様性の一つと思うかもしれないが、オートガネフィリアの女性はジェンダー移行前は異性愛者であり、移行後も性的嗜好が同じままであることが多い。(同性愛者のトランス女性)しかし、そのことを性愛の対象とされた女性どう思うのか。特にレズビアンに関しては、トランス女性に女子更衣室の利用など自由を与えすぎると性暴力の被害にあう可能性もある。
現代のおいて多様性は必要とされているが、何でもかんでもやりすぎるのはよくないようだ・・・
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